NOBODYウェブサイトにて連載を開始しました!
批評誌『NOBODY mag』の運営するウェブサイトにて、連載「映画について書く:現代作家たちへのインタビュー Écrire sur l'écran」を開始しました。本連載では、映画から影響を受けたフランスの現代作家たち […]
あれからの深夜出版――ローラン・モーヴィニエ『私が忘却と呼ぶもの』
青色の細い線で縁取られた真っ白な表紙には、作者の名前とタイトルと出版社のロゴである星印だけ。そんな随分と簡素な装丁の書籍を刊行しつづけている、エディション・ド・ミニュイ(深夜出版)という出版社がフランスにはある。この出 […]
叫びと怒り――アブデッラー・ターイア『君の光のもとで生きる』
フランス語で小説を読むということは、フランス共和国の小説だけを読むということではない。タジンの味わい、ミントティーの爽やかさ、ジェラバの布地、そして支配と戦争の忌まわしい記憶。そうしたものも、フランス文学には書かれてい […]
ようこそ、映画館へ――メイリス・ド・ケランガル『引き波の日』
インタビューをさせてもらった縁から、親しみを込めてメイリスと呼ばせてもらっているメイリス・ド・ケランガルの新刊は、ついに一人称で書かれていた! 地の文で視点人物が次々と変化していく文体をもつメイリスの新刊を手にとって、 […]
ネリー・カプランのレトロスペクティブが開催されます!
9月14日の山中瑶子監督との対談時に告知させていただきましたように、ネリー・カプランのレトロスペクティブが今冬開催されます! 2024年の「フランス映画と女たち PART2」にて日本初公開をした『海賊のフィアンセ』の監 […]
【2023年パンフ】ヴィオレット・ノジエールについて知っている二、三の事柄
2023年12月に映画館Strangerにて開催された「フランス映画と女たち」の際に、来場者に配布されたリーフレットから『ヴィオレット・ノジエール』の解説文を以下に再掲します。 『ヴィオレット・ノジエール』をより堪能する […]
【2023年パンフ】なぜ、「フランス映画と女たち」なのか
2023年12月に映画館Strangerにて開催された「フランス映画と女たち」の際に、来場者に配布されたリーフレットの文章から「イントロダクション」を以下に再掲します。 「フランス映画と女たち」と題して今回上映する三本 […]
花ある記憶――ピエール・ミション『西の皇帝』
背筋を伸ばして読む作家というのが存在する。たとえば、マルグリット・ユルスナール。彼女の小説は、読み飛ばす、流し読みをするということに向いていない。それは、たとえ比較的やさしい語彙で書かれた自伝三部作すらあてはまる。ある […]
不在の「愛の地図」――クリスチャン・ガイイ『花』
パリのメトロが大嫌いであまり乗らないようにしているのは、チケットは高いし、いつも異臭がするし、座席には寄生虫がいるかもしれないし、とにかく衛生的にも気分的にも乗りたいと思わせるものじゃないからだ。 それでもたまに、ど […]
結局、説きふせられて――ローラ・ピアニ『ジェーン・オースティンが私の人生をダメにした』
実は、今シーズンもっとも楽しみにしていたローラ・ピアニ『ジェーン・オースティンが私の人生をダメにした Jane Austen a gâché ma vie』は、期待とは少し異なる作品だった。 予告編から明らかに低予算 […]